最近、図面集に住戸プラン別の収納面積や収納率を記載するケースをよく目にします。しかし、ここでも一流のデベロッパーと三流のデベロッパーでは、違いがあります。収納面積は、住戸内の収納スペースの面積です。収納率は、この収納面積を専有面積で割った割合です。先日、あるマンションの現地同行サービスで間取りをチェックしたところ、依頼者が検討している住戸タイプの収納率の表示が19%とやけに高いのが気になりました。さっそぐ確認してみると、案の定、水増しが行われていました。
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建築の世界では、収納面積としてカウントするのは、床から天井まですべて収納になっている部分です。しかし、マンションの広告を規制している不動産公正取引協議会では、このルールが採用されていません。そのため、三流のデベロッパーは少しでも女性にアピールするため、流し台の吊り戸棚や洗面化粧台の下部収納なども収納面積に入れて収納率を計算し、高く表示しているのです。私がチェックした物件でも、本来の収納部分をもとに計算し直したら、収納率は7・1%でした。まったく購入者を馬鹿にした小細工です。